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今年のサマンサは“粘り合い”?!2打差に21人がひしめく大混戦

今年のサマンサは“粘り合い”?!2打差に21人がひしめく大混戦

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2016年7月15日 18時47分

首位タイで初日を終えた西山、大混戦を抜け出し、最後に笑うことができるか
首位タイで初日を終えた西山、大混戦を抜け出し、最後に笑うことができるか (撮影:福田文平)
サマンサタバサ レディース 初日◇15日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,582ヤード ・パー72)>

 今年の「サマンサタバサ レディース」は何やら様子がおかしい。優勝スコアは昨年大会こそ8アンダーだったものの、2014年、13年は16アンダー、2012年は14アンダーと例年いわゆる“バーディ合戦”となっていたが、現在トップは3アンダー。初日の首位のスコアとしては過去最少となっている。

大混戦の戦いを写真でチェック!ライブフォト 

 まず挙がるのが悪天候の影響だ。今日は強い雨と風の中でのプレーが強いられ、首位タイの森田遥が「4バーディは上出来」。ホステスで1打差5位タイにつける原江里菜も「今日は天候が良くなかったし、イーブンで回れたら、くらいの気持ちだった」というほど。

 もう1つが例年よりも長いラフ。過去4回すべてに出場している原も「例年よりも長いと思う」と言えば、首位タイにつける西山も「特にグリーン周りは深いですね。そこからのアプローチは難しい」とロースコアの要因に挙げた。その長さは青木瀬令奈が練習ラウンド中、ボールが見つからなかったというほど。今日も三浦桃香がラフに入れたボールを探すのに時間がかかる場面があるなど、行く手を阻むラフが大いに選手を苦しめた。

 明日、明後日は予報では曇り。雨は上がる見込みで、風もそこまで強くならないと予想されている。だが、ラフが刈られることはないだろう。現在2打差に21人がひしめく大混戦模様の今大会。例年とは違うコンディションを制し最後に笑うのは?

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