3月3日から国内女子ツアーが琉球ゴルフ倶楽部で開幕。その開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を主催するダイキン工業所属の諸見里しのぶ選手が2月27日（土）、沖縄入りした。空港では歓迎セレモニーが行われ、ミス沖縄の森田久美子さんから花束を贈られた。

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　今年、諸見里はけがの治療を優先させる方針で、出場する試合は開幕戦の「ダイキンオーキッド」など数試合に限定される。それだけに地元・沖縄での試合は、ファンにとっては貴重な機会だ。

　「今年は少しでもいいプレーを見せられるように頑張りたい。トレーニングを始めて痛くなってしまった部分もあったので、散歩を増やしました。いつもはすごく優勝するぞというのがあったんですけど、今年は自分がけがを直すことが一番なので、無理しないで。私自身応援していただいているみんなからパワーをもらえるので、少しでもいいプレー、一つでも多くバーディを獲りたい。プレー的には危なっかしいところもあるかもしれませんけど、全ホールバーディを狙っていきたいし、違った意味で楽しくゴルフができているという姿を見せたいと思います」と元気なところを見せてくれそうだ。

　開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は今年から4日間大会になり、より実力が問われる大会となった。昨年の賞金女王イ・ボミをはじめ、テレサ・ルー、渡邉彩香、上田桃子、大山志保、成田美寿々、藤田光里、鈴木愛など国内のトッププレーヤーに加え、上原彩子、有村智恵など米ツアーを主戦場にする選手も帰国参戦し、開幕戦からレベルの高い争いになりそうだ。