永井は東京都出身で、現在日出高等学校に通う高校2年生。最年少優勝を達成した勝とはナショナルチームの合宿などで腕を競い合ってきた間柄だ。それだけに勝の活躍に対して、「自分も」と考えても不思議ではないが、永井は、「自分は自分なので、自分のゴルフと比べたりはしてないです」と冷静に言い放つ。
「同じところで戦ってる人が優勝したので、(自分の優勝も)あるかもしれないけど、運もありますし、それは別の話かなと思います」今大会、永井が掲げる目標は“3日間プレーすること”、そして“3日間トータルアンダーパー”でラウンドすること。勝ちたい気持ちがないわけではないが、あくまでも自分で設定した目標を目指してプレーしていく方針のようだ。
「縮こまったゴルフはしたくないので、状況を見て攻めていくゴルフができればいいなと思います」明日は大きな注目を浴びてのプレーとなるであろう永井。はたして、先週の勝に続いて、プロを圧倒するプレーを見せるのか。