「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。東北高校から東北福祉大学に進学し、同県を“第二の地元”と呼ぶ原江里菜が首位と2打差の3位タイにつけた。
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この日は「ティグラウンドとセカンド、グリーンで風が違うことがあって」とかなり風を読むのが難しかった。これには多くの選手が苦しめられたが、「すごく難しかったけど、パッティングが良かったので」と難コンディションの中スコアを崩さずにプレーできた。「先にボギーが先行しても、周りのスコアがそんなに伸びないということが今日分かったので、落ち着いてプレーしていきたいです」。この大会はバーディ合戦よりもガマン比べの試合展開、スコアを落としても慌てず平常心で戦うことを肝に銘じていた。
原は東北高校で宮里藍の2年後輩、有村智恵は同級生。米ツアーを主戦場としている2人の出場を「メンバー的にすごく懐かしい」と喜んだ。「思い入れのある大会。こういう大会でいいスタートが切れたのは良かったです」。今季はここまで何度か優勝争いにからんできているが、まだ未勝利。08年以来となるツアー2勝目を尊敬する先輩と仲の良い友人の前で挙げることができるか。