さらに約3年ぶりにパターを10年以上使い続けた“エースパター”に戻したことも不動の復調を後押ししている。今季の「ワールドレディスサロンパスカップ」から戻したようだが、それによって全く決まらなかった下りのパットが入るようになったと不動は話す。長年使い続けた頼れる相棒の投入が不動にとって大きな気分転換につながり、パットの復調につながったのだ。
そして今大会、“エースパター”投入により復調したパットが成績にもつながった。2日目に記録した今季初の60台に続いて、再び“68”というスコアをマークしたのだ。もちろんまだ不安が完全に払拭された訳ではない。しかし、もし明日、2年ぶりのツアー優勝を成し遂げられたら、それは“女王復活”と言っていいだろう。