今季1勝のセキ・ユウティンが22日（木）、新宿区にある『アルペントーキョー』で行われたイベントに参加。トーク、じゃんけん大会、ミニレッスン会などで集まったファンと約1時間を過ごし、「オフになると練習ばかりでさびしくなるので、ここでファンのみなさんにお会いできてポカポカになりました」とよろこんだ。

2017年から日本ツアーに参戦しているユウティンは、今年9月の「アルペングループ創業50周年記念大会　ゴルフ5レディス」で国内レギュラーツアー初優勝。その大会冠スポンサーとなったグループの旗艦店で行われたトークセッションでは、優勝トロフィーが飾られるなか今季を振り返った。「調子が悪い時も自分を信じてよかった」としみじみ。パターイップスに悩まされていた時期の話なども語られた。

すでに2週ほど前から、来季へ向け本格的なトレーニングを開始。あえてのノークラブ調整で、「強い筋肉痛が残っていた」というほど自らをいじめている。今年は数年前から熱心に取り組んでいる筋トレの効果も感じとった1年に。ドライビングディスタンスは昨季の224.83ヤード（81位）から、245.26ヤードの14位まで急上昇した。「トレーナーの先生に組んでもらったメニューを私はやるだけ。自分に合った方法が見つかり、あとは努力をするだけです」と、この点については迷いなく突き進めそうだ。

イベント後の取材で盛り上がったのが、前日の「JLPGAアワード」で着用した中国の民族衣装『漢服』の話題になった時。アワード前日に上野にある店でレンタルし、当日は午前7時30分から着付け、メイクとバタバタした準備になったが、強烈なインパクトを残した。

選手らの反応も良好だったようで、「（稲見）萌寧さん、川崎（春花）さん、岩井（千怜）さんなど、たくさんほめていただきました。みなさん『髪の毛は本物？』というところに興味があったみたいです。地毛にカツラを合わせてました」など注目の的に。これには「うれしい1日でした」と大満足だ。ちなみに買うと、高いものだと「2万元（約360万円）」ほどするという漢服だが、レンタルだとメイクも合わせ「3万円くらい」ということも明かした。