曲がらないスイングの鍵は“右ヒジ” 西村優菜のドライバースイング【連続写真】
今回はメルセデスポイントランキングで5位の西村優菜のスイングを解説。今年は「ニッポンハムレディスクラシック」と「ニチレイレディス」で2勝し、通算6勝を挙げている。出場試合数は30試合で、トップ10回数は13回。スタッツではパーセーブ率3位を記録し、安定感を魅せた。
そんな安定感ある西村のスイングを石井は、「曲がらないですよね〜。コンディションに左右されないスイングをしています」と話した。
「ショットが曲がりやすい動作といえば、ダウンスイングのときに右ヒジが体から離れてクラブが返りやすくなることです。西村さんは、右ヒジが右ワキにピタっとついた状態をキープして、体の回転を使ってインパクトを迎えています。その動きによって、ショットの方向性が安定しているんです」と、石井。
スイングは回転運動。クラブが円を描くように動き、遠心力によって右ヒジが外から下りてきやすくなるが、それに力の方向性に抗って耐えることで、ショットを安定させているのだ。

