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開催地はわからなくても… 馬場咲希が見据える6年後の五輪

開催地はわからなくても… 馬場咲希が見据える6年後の五輪

配信日時:2022年12月16日 17時44分

JGA慰労会に出席した馬場咲希 五輪出場への思いも語った
JGA慰労会に出席した馬場咲希 五輪出場への思いも語った (撮影:ALBA)
今年の「全米女子アマ」を制し、一躍脚光を浴びた馬場咲希(代々木高2年)。16日にJGAナショナルチーム慰労会に出席し、来年の意気込みを語った。「海外の試合に出場ができるので、今後につながるようなことを吸収してきたいですし、プロテストでもいい結果が残せるように頑張りたいです」と高校3年から挑戦できるプロテストも来年の目標のひとつだ。

キンクミとの2ショット写真に収まる幼少期の馬場咲希【写真】

慰労会ではスポーツ庁長官を務めるアテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏との座談会が設けられ、オリンピックの話題がでた。出場を目指しているのか聞かれた馬場は「パリは難しいだろうけど、その次、またその次と、競技人生が終わるまでには(オリンピアンに)なりたいです」と答えたものの、2年後のパリ五輪の次に開催される場所(ロサンゼルス)について聞かれると「わかりません…」とお茶目な一面も見せた。

オリンピックの日本代表に選ばれるためには、ロレックスランキング(女子世界ランキング)の上位に入らないといけない。まだアマチュアの馬場は、来年11月のプロテストに合格をしたとしても、パリ五輪までに世界ランキングで十分なポイントを稼くのは現実的ではない。そこをしっかり理解した上で、長いスパンで出場を目指し、まずは2028年ロス五輪を見据える。

激動の1年を過ごした馬場は、今年の8月にJGAナショナルチームに入ったばかりの“新米”だ。この日の慰労会では、すでにプロ宣言をしてナショナルチーム卒業となった中島啓太や蝉川泰果(せみかわ・たいが)らからバトンを受け取るように「今まで先輩方に引っ張ってもらえたので、私も引っ張っていけるような成績を出していきたいです」と、来年の意気込みを示した。(文・高木彩音)

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