2日目、そして最終日最終組でもともにプレーするのが、今週、女王戴冠がかかる山下美夢有。「安定したショットはうらやましいし、パットも朝からいい感じで入っていた。先に美夢有ちゃんがビタッとつけて、その後に自分が打つことが多かった。その時は『自分も』と思いながら打っていました」。今季のツアーの顔役となった後輩のプレーも、心地よい刺激となり、闘争心をかきたててくれる。
「ここから先は精神的な部分の問題。集中力の高さが求められる。ひさびさにワクワクする日を迎えられますね」。ツアー通算17勝を誇る実力者は、胸には強い気持ち、手には新たなクラブを携え、今季2つ目のタイトルを狙いにいく。(文・間宮輝憲)
