東京五輪ゴルフ競技の女子コーチに就任した服部道子【写真】
愛知県日進市出身。10歳でゴルフをはじめ、84年に当時の最年少記録となる15歳9カ月で「日本女子アマ」を制覇。翌85年には「全米女子アマ」を当時の最年少記録となる16歳11カ月で、日本人として初めての優勝を飾っている。
米国は一人旅で知らない人のところでホームステイ、目標だった全米女子ジュニアを飛び越えての勝利に「忘れられない一週間だった」と振り返っている。
85、88年にも「日本女子アマ」を制し、高校卒業後はテキサス大学へ留学。NCAAリーグで10勝を挙げている。大学卒業後の91年に帰国し、プロテストにトップ合格。92年にLPGA新人賞を受賞すると、93年には「ミズノオープン」で初優勝。98年は年間5勝をマークし、30歳で賞金女王の座についた。94、03年には「日本女子オープン」を制している。ツアー通算18勝、生涯獲得賞金ランクは16位。
09年に17年間守ってきたシードから陥落。結婚を期に第一線を退き、一児の母に。その後、16年からテレビ解説者として再びゴルフに携わることに。国内ツアーや米女子ツアーなどの解説を務める傍ら、2020東京五輪では、ゴルフ日本代表女子コーチを務めた。
