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安田祐香は“復帰戦”で3ボギーからカムバック ホステス大会で受けた歓声に感激

安田祐香は“復帰戦”で3ボギーからカムバック ホステス大会で受けた歓声に感激

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年8月12日 18時00分

初日を68位で滑り出した安田祐香 まずはしっかりと予選を通過して、ホステスプロの責務を果たしたい 
初日を68位で滑り出した安田祐香 まずはしっかりと予選を通過して、ホステスプロの責務を果たしたい  (撮影:上山敬太)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇12日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>

体調不良により棄権、欠場という2週間を過ごした安田祐香は、所属するNECが主催のホステス大会でイーブンパー・68位タイのスタート。それでも意地の巻き返しで、2日目以降につながるゴルフを見せた。

3歳上のお姉さんと笑顔の2ショット【写真】

「調子はそこまで良くなかった。前半はティショットを左に曲げることが多くて、セカンドも狙える距離ではなかった。後半に入ってなんとか」。2週前に熱中症で体調を崩し、先週はクラブも握れなかった影響は、やはり小さくなかった。「苦手意識がある」というアウトコースでは3番、5番、6番と立て続けに3つのボギーが来る展開。それでも8番のバーディを皮切りに、後半で2つスコアを伸ばした。

カムバックの要因は、ラウンド中の修正力。調子が悪い時に出る左へのショットを、普段通りのリズムを意識することで克服した。それに加えて、「思った以上にたくさんのギャラリーがいてすごくうれしかった。バーディを獲ったり、いいショットに声援をもらえた」。ディフェンディングチャンピオンの小祝さくら、連続ノーボギー記録がかかった勝みなみとの注目組で回り、ホステスプロとして浴びた視線も大きな力になったという。10番では10メートルのバーディパットを決め、コースを沸かせた。

「明日は天気が悪いと思うんですけど、まずはティショットの左へのミスに気をつけたい。ティショット次第だと思う。悩まずに振りたい」。真剣勝負の一日でつかんだ現在の状態を、2日目のラウンドにしっかりと反映させたい。アマチュア選手として初のプロトーナメントを戦う姉の美祐は、7オーバーで最下位と大きく出遅れたが、ひと際注目を集める姉妹ゴルファーが軽井沢で懸命のプレーを続ける。

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