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国内女子ゴルフツアーで初、陽性判定でも試合出場へ 『日常生活に支障ない』という医師の診断のもと

国内女子ゴルフツアーで初、陽性判定でも試合出場へ 『日常生活に支障ない』という医師の診断のもと

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年8月11日 19時32分

選手1名がコロナ陽性となったものの、大会出場は可能となった
選手1名がコロナ陽性となったものの、大会出場は可能となった (撮影:上山敬太)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇11日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>

今週の国内女子ツアー「NEC軽井沢72 ゴルフトーナメント」に出場する選手、また大会関係者1484名を対象にした、新型コロナウイルスの事前スクリーニング検査結果を、大会を主催するNECグループと、ツアーを統括する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が連名で11日に発表。この結果、選手1名、大会関係者2名の陽性が確認された。

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ここで陽性判定が出た選手については、『判定後に医療機関で診察をしたところ当該選手の行動履歴から感染力が極端に低いウイルスが反応したものであり、日常の生活には支障がないと判断されたため、出場は可能となります』と説明。12日から始まる大会でプレーできることになった。

JLPGAの担当者によると、当該選手は今週の火曜日に行った検査で陽性判定が確認されたが、以前にも新型コロナウイルスに感染していたことがあり、すでに国が規定する隔離期間を終えていたという。そのため火曜日の判定後に大会が提携する病院の医師のもと診察が行われ、“感染力は限りなく0%”ということが確認できたため、出場に問題がないという診断がくだった。このケースは、今季の女子ツアーでは初となる。

感染力が限りなく低くなるとされる基準の日数を過ぎても、残骸ウイルスの影響で陽性が出ることは珍しい話ではなく、昨季も隔離期間終了後なかなか陰性が出ず、それによって試合に出場できない選手が現れるケースもあった。今後は、陽性判定が出されても、行動履歴を確認のうえ医師の診察を受けることで出場が認められる可能性もあり、“陰性が確認できないため試合に出られない”ということが避けられることも考えられる。

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