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今季5勝の西郷真央 連続予選落ちでまだまだポテンシャルを感じた【古閑美保の目】

今季5勝の西郷真央 連続予選落ちでまだまだポテンシャルを感じた【古閑美保の目】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年6月3日 11時52分

■プレーの幅を広げればさらに強さを増しそう

西郷は「パナソニックオープンレディース」を終えた時点で7試合中、優勝4回、2位2回、10位タイ1回という成績でした。しかし、その翌週の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」、「ほけんの窓口レディース」と2週連続で予選落ちを喫しました。その際、彼女に対してものすごくポテンシャルがあるなあと感じたんです。なぜなら、まだでき上がっていないと思ったからです。あれだけ圧倒的な成績を残しながら、予選落ちするということは、調子が悪かったといえますが、技術的に足りない部分もあったはず。

調子が悪くても「今週はこういう打ち方をして曲がり幅を小さくしていこう」とか、「こういう攻め方をしてみよう」とか、いつもと違うことをすることで調子が悪くてもそこそこの成績を出すこともできます。プレーに幅が出てくるようになると、予選落ちすることもなくなります。そこを修正していけば自然と地力が上がっていくし、さらに強くなります。西郷は予選落ちが続いた後の「ブリヂストンレディスオープン」で優勝しましたが、仮に今後予選落ちの試合があったとしても心配する必要はないでしょう。

ただ、残念なのは今季のツアー全体を見た時、西郷しか安定した成績を残している選手がいないことです。古江彩佳は米女子ツアーに参戦しているから仕方ないものの、昨年頑張った稲見萌寧と西村優菜はまだ1勝も挙げていません。小祝さくらは「リゾートトラストレディス」で1勝を挙げましたが、複数優勝をしているのが西郷だけというのはちょっと寂しいですね。


■古閑美保
こが・みほ/1982年7月30日生まれ、熊本県出身。身長167センチ、2001年プロ転向。03年にヨネックスレディスでツアー初優勝を遂げるなど、年間2勝を挙げて賞金ランキング3位。08年には年間4勝を挙げて賞金女王戴冠。29歳になった11年、シード権保持していたがツアー引退。ツアー通算12勝。21年からGMOインターネットグループのアンバサダーに就任

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