27日（木）に住友生命保険相互会社とスポンサー契約を結び、オンライン配信発表会に登場した西村優菜。2020-21年シーズンを賞金ランク5位で終え、プロとなって初めてのオフを過ごしているが、「シーズン中に減った体重を戻している」と明かした。

去年のダイキンは今よりプラス5キロ…このころに戻すイメージ

2月から本格的に始動する合宿に向けていまはスイング作りと体作りに取り組んでいる。。その仕上がりは「まだ50％」と控えめだが、それでも「頭の中にある計画だとうまく進んでいる」と前向き。3月3日から沖縄で始まる開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に万全な状態で臨めるように逆算しているようだ。

同社が特別協賛を行った21年9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」、その翌週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で2週連続優勝を飾り、一時は賞金ランク3位に入った西村。しかし「賞金ランク争いになったときに難しさを感じた」と振り返るように、シーズン終盤で苦しさを味わった。

シーズンの終盤に疲れが出てしまったことは、「今年のダイキンと比較して5kg減った」という自身の体重に表れた。いまはその体重を戻すために食事量を増やし、さらに有酸素運動やウエイトトレーニングに力を注いでいる。シーズン中の体重の変動を無くすコンディション維持こそが、目標に掲げた「複数回優勝と世界ランキングを上げること」につながっていく。

「22年を挑戦の年にしたい」と海外メジャー出場を誓ったプラチナ世代のルーキー。今週米ツアー本格デビューを果たした同級生・古江彩佳の後を追うべく、新たなサポートを受けながら、開幕戦までの残り1カ月も体重増加を通して疲れ知らずの体づくりに励んでいく。