涙の勝利の隣にいたのは… 現場でも噂になった美人キャディ
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「味わったことないくらい毎日苦しくて、ゴルフやめようかなって結構考えていた。長い道のりでした」
今年7月に行われた「資生堂レディス」。悪天候のため4日間のうち2日が中止となるイレギュラーな戦いを制して17回目の優勝インタビューを受けた鈴木愛は、慣れているはずの“恒例行事”で涙があふれた。
最強の女王はコロナ禍でもがいていた。激闘のすえに渋野日向子、申ジエ(韓国)という二人の海外メジャー覇者を退けて19年の賞金女王に輝いたこともあって、中止が相次いだ20年の春先は「なかなかない長い休みなので」と心身ともに休ませることを優先した。練習はほとんどせず、ダンスやフードマイスターの勉強など新たなことに時間を充てた。
