―日本で一番…『最初に仲良くなった選手は？』
「最初は藤田光里ちゃんと仲良くなりました。初めて話しかけてくれたのが光里ちゃん。私はその時、日本語ができなかったけど、単語で話しながら。そこから仲良くなって、練習もラウンドよく一緒に回りましたね。引退を発表した時も、一番最初にインスタに『さびしい』って投稿してくれました。

今は、仲がいい選手はいっぱいいます。（笠）りつ子さん、（上田）桃子さん、（柏原）明日架も仲良くしてくれたし、あとは（成田）美寿々も、勝みなみちゃん、（稲見）萌寧ちゃん、（河本）結ちゃん、（葭葉）ルミちゃん、あとは（有村）智恵さんに大山志保さん…、まだまだいるし全員は挙げられません！（笑）。み〜んな私に優しくしてくれて、それを思い出すとさびしくて涙が出てしまいます」

―日本で一番…『最初に驚いたこと』
「ゴルフコースのレストランでキャップをかぶってはいけないところ！（笑） 韓国はかぶったままで問題ないので、最初はなかなか外すのがクセにならなくて、かぶったままレストランにいて、よく指摘されていました。今は慣れましたよ〜」

―日本で一番…『うれしかったことは？』
「もちろん優勝できたことはうれしかったですけど、ファンのみなさんがどんどん増えて、熱い応援を続けてくれたことがうれしかったです！ 毎週、観戦に来てくれる方もいて。最後の試合でも会うことができました！ やっぱりプレーを見せられることが、一番うれしいですね」

―日本で一番…『つらかった時期は？』
「最初、日本に来た年はなかなか成績が出なくて、『私は日本とは合わないんだな』と思って、すぐに韓国に戻ろうと思っていたんです。

1年目は、出場できる試合がマンシング（ウェアレディース東海クラシック）までだったんですけど、その前の週の選手権（日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯）で初めてトップ5に入って、シード獲得が確実になったんです。それで気が楽になって、マンシングで初優勝ができました。9月までトップ10にすら一回も入れなかったのに。もしこの試合でうまく行ってなければ、1年間で帰っていたと思います」