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稲見萌寧はショットに苦しみ、賞金女王争う古江彩佳と10打差スタート 「80打ってもおかしくなかった」

稲見萌寧はショットに苦しみ、賞金女王争う古江彩佳と10打差スタート 「80打ってもおかしくなかった」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年11月25日 16時26分

得意のショットが不発 稲見萌寧、残り3日間で復調なるか
得意のショットが不発 稲見萌寧、残り3日間で復調なるか (撮影:村上航)
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇25日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>

賞金女王を争う稲見萌寧と古江彩佳。シーズン最終戦の第1ラウンドはその二人が同組で“直接対決”となった。賞金ランク2位の古江とおよそ1700万円差のトップで今大会を迎えた稲見だったが、1バーディ・3ボギーの「74」と振るわず、トータル2オーバー・25位タイで初日を終えた。対照的に古江は、トーナメントコースレコードに並ぶ「64」で8アンダー首位発進。いきなり10打差のビハインドを背負うこととなった。

神妙な表情でコースを後にする稲見萌寧【写真】

ここで古江が賞金女王になる条件を整理。
・優勝し、稲見が単独3位以下
・単独2位で、稲見が単独14位以下

古江は最低でも単独2位以上が必要となり、それ以外は順位にかかわらず稲見の女王戴冠となる。まさに稲見の圧倒的優位だったはずが、初日を終えた段階ではどちらが賞金女王になるか、まったく分からない展開になった。

「本当にショットの調子が悪くて、ティショットが曲がってしまった。パーを獲るのが一杯一杯でした」と、きょうは得意のショットが絶不調。4番パー4では残り108ヤードからピッチングウェッジで打ったが、グリーンに乗らずボギーを喫すると、続く5番パー3のティショットでは「ちょっと噛み気味で左にチーピンした」と左手前のバンカーに入れるミス。左足下がりの難しいライでグリーンに乗せることができず、連続ボギーを叩いた。

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