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コロナ禍のロングシーズンを振り返って【原田香里のゴルフ未来会議】

コロナ禍のロングシーズンを振り返って【原田香里のゴルフ未来会議】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年11月24日 11時30分

私が直面したのは、JLPGA理事として、プロスポーツに携わる人間として、感染拡大が広がる状況にどう向き合うか、ということでした。月並みな言葉ですが、もちろん大変でした。2019年の12月終わりころから、新型コロナウイルスの話がボチボチ聞こえ始めて、2020年2月になって急に広がったのは、皆さんもご存じのとおりです。正直な話、この頃になって試合を開催できるのか、と話し合いが始まりました。

「ダイキンオーキッドレディス」で3月第1週(5〜8日)にシーズンが開幕することはすでに決まっています。まず、この試合をどうするか考えなければいけません。主催者様と話し合いをしながら、どうするかを模索する毎日が始まりました。

JLPGAとしても、試合は会員である選手たちの大切な“働き口”です。先方の意向を聞きながら、開催していただく方向で話し合いと対策を進めたのは言うまでもありません。

けれども、感染拡大は収まるどころか広がる一方で、予断を許さない状況になってしまいました。そのため、無観客での開催とプロアマ、前夜祭の中止を決めたのは約2週間前の2月19日になってから。さらに状況が悪化したため、2月28日には大会そのものの中止を決断せざるを得ませんでした。開幕までは1週間を切っていました。

沖縄の琉球GCでの開催とあって、例年、早めに暖かい沖縄に入って仕上げをし、そのまま試合に臨む選手もたくさんいます。すでに現地入りしていた選手、沖縄に向かっていた選手などが、衝撃のニュースを耳にすることになったのです。

JLPGAツアーのほとんどの試合の主催者は、スポンサー企業様です。そのため、他のスポーツのように、JLPGAの一存でいついつまでは試合を中止する、などという決定をするわけにはいきません。1試合1試合、主催者の方たちとの話し合いをしながら、どうするかを決めていくことになります。世界中で広まってしまった新型コロナウイルスへの対策は、人間の生命がかかった重要なものです。JLPGAも主催者のみなさんも、それぞれの大会について開催の是非、開催するなら対策をどうするかを、一生懸命考えました。

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