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「一緒に最終日最終組で」 小祝さくらが果たしたい姉弟子との“誓い”

「一緒に最終日最終組で」 小祝さくらが果たしたい姉弟子との“誓い”

配信日時:2021年11月6日 07時00分

熱望する姉弟子との対決へ ムービングデーも伸ばし続ける
熱望する姉弟子との対決へ ムービングデーも伸ばし続ける (撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 2日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

トータル10アンダーに伸ばし単独首位の座を守った小祝さくら。終盤、古江彩佳に並ばれたものの、最終18番で4メートルをねじ込んでバーディを奪い、突き放した。今季6勝目に向け、トップのままムービングデーに入る。

今季2勝のこの人も同門です

前半はバーディを奪えず、さらに7、9番で2つボギー。ガマンの展開に「きょうは厳しいゴルフになるかな」という考えも頭をよぎったが、後半はそんな不安も吹き飛ばす好ラウンドを見せた。10番で初バーディが来ると、12番パー3ではティショットをグリーン右バンカーに入れながらも、ピンまで残り26ヤードの2打目が直接カップイン。「うまくジャストで打てて、転がって入りました。決まってなくても近かったとは思うけど、あんなにうまくいくとは思ってなくてビックリでした」。この一打で、完全に流れをつかんだ。

「後半もショットがキレていたわけではないけど、うまく噛み合ってくれました」と、その後も3つのバーディを積み重ねホールアウト。パー5が3つあるインコースで伸ばしたいというのは、事前からイメージしていたこと。2日目はそのうち13番、18番と2つのバーディを奪えたことも首位に踏みとどまる大きな要因になった。

そんな小祝には、早く叶えたい願いがある。それが同じ辻村明志コーチから指導を受ける“姉弟子”上田桃子と“直接”優勝争いをすることだ。「ずっと『いつかしたいね』と話してきました。最終日最終組で一緒に回ったことがまだないので、そこで優勝争いがしてみたいです」。そのために自分ができることは、3日目を終えた時にも今の位置に立っていることだ。

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