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ドライバー、パターで後半苦戦もアイアンは「耐えられた」 渋野日向子の「修正」ポイントは?

ドライバー、パターで後半苦戦もアイアンは「耐えられた」 渋野日向子の「修正」ポイントは?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年11月4日 16時25分

決め手に欠けたバックナイン 渋野はグリーン上で苦しんだ
決め手に欠けたバックナイン 渋野はグリーン上で苦しんだ (撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 初日◇4日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

2週連続優勝がかかる渋野日向子は、前半と後半で別の表情を見せた。アウトコースでは2〜3メートルのチャンスをきっちりモノにして3つのバーディを奪ったが、後半に2つのボギー。なんとか1アンダーで踏みとどまり、「直したいところはたくさんある。修正しつつ切り替えて頑張りたい」と、首位に立つ小祝さくらとの6打差を追いかけていく。

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一番の反省点として挙げたのがグリーン上だった。「後半になりパターが入らなくなって、すべての流れが悪くなった。それで最後まで何もできなくて」。その起点が11番パー4。2打目をグリーン手前の傾斜に外し、そのラフから1メートルまで寄せたがパーセーブに失敗した。さらに15番パー3でも8メートルから3パットなど、パット数は前半14回に対し後半は17回。天を仰ぐシーンも目立ってしまった。

そしてドライバーの調子も狂った。後半はラフからのセカンドショットを強いられる場面も増えた。「飛ばしたいパー5(16番、500ヤード)で曲げたり、どちらかはOKというラフの逆に行ったり」と、なかなか思うようにいかない。後半3カ所あるパー5(13、16、18番)でバーディを奪えなかったこともあり、「曲がっているので、そこを修正したい」と、ラウンド後はドライバーショットの見直しも行った。

ただアイアン、ウェッジでグリーンを狙うショットは、後半に入ってもチャンスを演出した。結果的にはバーディを逃してしまったが、13、14番ではともに1メートル以内とピンに絡めるナイスショットも。「(ドライバーが曲がっても)パーオンすることが大切だと思って、ラフに入っても広いほうを狙うゴルフはできていた。ドライバーの曲がり幅に比べれば、アイアンは耐えられた」と、ここには及第点を与える。ちなみにパーオン数は18ホール中14ホールで77.7%という数字を残した。

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