ワクチン接種後も元気にプレーする川崎志穂
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によれば「ワクチンの接種に関しては、選手に任せている状況」で、職域接種などは設けていない。では、実際の選手たちはどうしているのか。
大まかに言ってしまうと日本勢と韓国勢で差がありそうだ。マネジメント会社によれば一部の韓国人選手は6月、7月の職域接種で、すでに2度打ち終わっているという。それらの選手たちは接種の週は大会を欠場したそうだ。
一方で日本勢は、オフに、という考えの選手が多い。そもそも、政府のワクチン供給の遅れで「打ちたくても…」という選手もいるだろう。
レギュラーツアーに出場しているとある選手は、そもそも打ちに行くタイミングがないと話す。「転戦しているのでどうしても厳しいですよね。1回打ったとしても2回目を打つタイミングでどこにいるか分からない。そうなるとどうしてもオフになりますよね」と機会がないとした。