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流れが変わったダブルボギー 渋野日向子、悔しさを隠せなかった後半6ホール

流れが変わったダブルボギー 渋野日向子、悔しさを隠せなかった後半6ホール

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年7月23日 18時51分

悔しさを晴らせるか? 渋野日向子は久々の決勝ラウンドへ
悔しさを晴らせるか? 渋野日向子は久々の決勝ラウンドへ (撮影:鈴木祥)
大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目◇23日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>

初日より風が強まる中でも、ショットは精度を増していた。2アンダーからスタートした渋野日向子。1番こそパーオンを逃してパー発進としたが、その後はショートサイドをものともせずピンを狙って次々チャンスにつけると、観客から何度も歓声を生んだ。

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2番で1メートル、3番パー3もピン真横につけ約2メートルにつけて拍手を受ける。前日にはショットの縦距離を課題に挙げたが、修正力を発揮。だからこそ、後半の悔しさは増す。前半をボギーなしの2バーディで回ると、後半10番パー5でも3打目で3メートルに乗せ、これを沈めて3つめのバーディ。トータル5アンダーまで伸ばしたが、ここから苦戦を強いられる。

チャンスを決められずにパーを重ねて迎えた13番パー4。セカンド地点から打ち上げでグリーン面が見えにくく、グリーンは奥から手前に強い傾斜。「手前にピンが切られて、奥につけると傾斜でとまらない。18ホールの中で一番難しいと思っていました」と警戒しているホールだった。

この日のピンは右サイド。ティショットはフェアウェイを捕らえたが、問題の2打目はグリーンに届かず右のラフへ。3打目のアプローチはピンをオーバーすると、下りのパーパットが残る。警戒していたとおり、ファーストパットはカップを抜けてエッジまで転がり、返しも決められずにダブルボギー。ここから、悪い流れが断ち切れなかった。

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