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昨年に続き9番で“試練” 西郷真央は猛追実らず2位「もっと練習したい」

昨年に続き9番で“試練” 西郷真央は猛追実らず2位「もっと練習したい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年6月27日 18時06分

西郷真央は初優勝ならずも… 好プレーでギャラリーを盛り上げた 
西郷真央は初優勝ならずも… 好プレーでギャラリーを盛り上げた  (撮影:佐々木啓)
アース・モンダミンカップ 最終日◇27日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6639ヤード・パー72>

2年連続で今大会の最終日最終組入りを果たした西郷真央は、2位から出てトップの菊地絵理香との4打差を追ったが、わずかに及ばず。トータル18アンダーで2位のまま大会を終えた。

表彰式ではこの笑顔でした【大会フォト】

1番で菊地にバーディを奪われ5打差まで開いたが、そこから怒涛の追い上げをみせた。4番で2.5メートルを沈めバーディを奪うと、5番で5メートル、さらに6番では12メートルをねじ込み“〇”を並べた。7番でもスコアを伸ばし、これで4連続バーディ。この時点で2打差まで迫った。

だが3日目まで難易度1位を誇っていた9番パー3のティショットがミスになり、池ポチャ。奇しくも昨年大会でも、このティショットを池に落とし優勝争いから脱落していた。因縁のホールにまたも足をすくわれてしまった。だが「ドロップゾーンでいいライにしっかりドロップして、上り(のライン)につけることだけ考えた」と、すぐに切り替え次のプレーに集中。結果ナイスボギーとし、スコアロスを最小限に食いとどめた。

それよりも悔やむのが、後半に入った直後のホールだ。「10、11、12番でバーディを獲れなかったのが、絵理香さんとの差を縮められなかった1つの要点かなと思います」。10番は右ラフから3メートルのチャンスにつけるも、これを決められず。11、12番も惜しくもパットが外れ、再び反撃ののろしをあげることはできなかった。

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