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歴代優勝者は世界1位二人に女王二人だが… 今年の和白はやさしめ?【大西翔太の大展望】

歴代優勝者は世界1位二人に女王二人だが… 今年の和白はやさしめ?【大西翔太の大展望】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年5月14日 07時00分

■注目は不調の元世界一と日本復帰2戦目の“女マキロイ”

球の高低を操れてバーディを獲れる、とくれば自然と優勝候補に名前が挙がるのがジエ。大西氏も「やっぱり和白でくるイメージがあるんですよ」と言いつつ、気になるポイントを話してくれた。

「練習場で見ている感じですが、どうも今年はいつもよりも球が“つかまって”いないように見えます。このあたりが調整できれば当然のように上に来ると思いますが…」

米女子ツアーに出場し、2週間の隔離期間を経て前週日本に復帰した笹生優花も注目だという。高い球、低い球の打ち分けはもちろん、キャリーで飛距離を稼げるだけに雨にも強い。「練習日に後ろでラウンドしていたのですが、打ち下ろしの5番のパー4(305ヤード)でワンオンを狙ってドライバーを打っていました。乗らなかったですが、すごく振り切れている印象でチャージがかかってきたと思います」。状態が戻ってきた飛ばし屋にも期待したい。

■練習で高低をイメージしているといえば…絶好調の目澤軍団のあの人!

「練習で球の高低を打ち分ける選手の代表格」として挙げたのが有村智恵。「練習からちゃんと縦横両方のイメージを作って打っている印象があります。今週お話する機会があったのですが、今は自分の体力のなかで練習している、とおっしゃっていました。そのバランスがすごく良さそうでしたね」。「マスターズ」優勝の松山英樹をはじめ、昨年初めて国内メジャーを勝った永峰咲希、10年ぶりのステップ優勝や「全米女子オープン」の出場権をつかんだ川満陽香理と同じ目澤秀憲に師事する有村。チームの勢いも後押ししてくれそうだ。

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