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恒例の川奈対策で首位発進 永峰咲希は年3度の“記念登板”パターで「65」

恒例の川奈対策で首位発進 永峰咲希は年3度の“記念登板”パターで「65」

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2021年4月23日 18時53分

ショットは「60、70点」という永峰咲希 首位発進を演出したのは“再登板”パター
ショットは「60、70点」という永峰咲希 首位発進を演出したのは“再登板”パター (撮影:上山敬太)
<フジサンケイレディス 初日◇23日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6439ヤード・パー71>

ツアー初優勝を挙げた思い出の地で、永峰咲希が躍動した。出だし3ホールをパーにまとめると、4番パー5でイーグル。打ち上げの3打目は見えなかったが、「ギャラリーさんの歓声でわかりました」と、左ラフからの40ヤードをチップイン。初日を1イーグル・4バーディにまとめ、首位発進だ。

これが永峰咲希の“秘密兵器”だ!【写真】

2021年は、苦戦が続いてきた。初戦の「ダイキンオーキッドレディス」こそ13位タイとしたが、その後は調子が上がらずここまで2戦連続予選落ち。昨年9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝し、統合となったシーズンでは賞金ランキングも上位につけるが、ようやくエンジンがかかってきた。

一度地元の宮崎に帰り、行き慣れた練習場でアドレスの向きが狂っていることに気づいた。そんな気づきもあって、「いいイメージがある」という川奈の舞台でショットも復調気味。とはいえ、まだまだ「60、70点くらいでした」というショットをカバーしたのは“川奈用”のパターだった。

昨年からネック部分が三角形の形状をしているテーラーメイドの『TRUSS(トラス)』パターをエースとして使っている永峰だが、ツアーで3試合しかないコーライグリーンの試合では、かつてのエースが再登板。『スパイダー ツアーレッド』が今年も川奈のグリーンを攻略した。

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