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鈴木愛の鋭い雰囲気がプレーを引き締める でもチャームポイントは“お茶目さ”【申ジエに聞く】

鈴木愛の鋭い雰囲気がプレーを引き締める でもチャームポイントは“お茶目さ”【申ジエに聞く】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2021年3月28日 09時00分

最大のライバルといってもいい鈴木愛と申ジエ
最大のライバルといってもいい鈴木愛と申ジエ (撮影:鈴木祥)
世界で50勝以上挙げ、海外メジャーは2勝。米韓で賞金女王に輝き、世界ランキング1位となったこともある申ジエ(韓国)。2020年もわずか8試合の出場で2勝を挙げるなど今なおバリバリの実力者だが、その一方で、日本ツアーを愛し、常々「若手の壁になりたい。後輩達に多様な技術を見せるのも私の役目」と話すツアー全体の発展を願う選手でもある。そんなジエに、日本が誇る選手たちをどう思うか聞いてみた。

さくら色が似合う渋野日向子【写真】

今回はライバルといってもいい鈴木愛の存在について。韓国、米国で賞金女王の座に君臨したジエにとって、日本での賞金女王がかねてからの目標。日米韓の3ツアーでクイーンになった選手はいまだかつていない。そんなジエの野望にストップをかけているのが鈴木だ。

14年の本格参戦から賞金ランキングで一度もトップ5を外していないジエだが、大きなチャンスが19年だった。シーズンの終盤まで1位を走ったが、終盤に鈴木が怒濤の3週連続を果たし、逆転を許すと、最後には渋野日向子にも抜かれ3位に甘んじた。

常にお互いを意識する存在のジエと鈴木。ジエは鈴木についてひと言。「鈴木選手はすべてがうまい」と絶賛する。「パッティングだけでなくショットもすべてが上手。そんな鈴木選手のプレーを見ていて感じるのは鋭さです」。

いったいどういうことか。「プレー姿が堂々としています。そして、鋭い雰囲気をつくっていきます。その鋭さが周りにも伝わって、それによって競い合いが生まれて、相乗効果が生まれるんです」。幾度となく同組で戦ったジエならではの鈴木評だ。

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