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最大瞬間風速18メートルのなか優勝争いに急浮上! 林菜乃子の風対策

最大瞬間風速18メートルのなか優勝争いに急浮上! 林菜乃子の風対策

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年3月14日 08時30分

多くの選手が強風に苦しむなか、林菜乃子は笑顔!?
多くの選手が強風に苦しむなか、林菜乃子は笑顔!? (撮影:岩本芳弘)
明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 2日目◇12日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>

最大瞬間風速18m/hの風が吹き荒れた「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」。多くの選手が苦労するなか、林菜乃子が「68」と4つ伸ばしてトータル5アンダー・5位と上位戦線に加わった。

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「自分の体感と、上空とフラッグが全然違うときがある」という読みづらい強風のなかでも好プレーできたのは合宿の成果。毎年行う師匠の芹澤信雄率いる“チーム・セリザワ”の合宿がコロナ禍で例年のハワイに行けなくなり、今年は静岡県の葛城ゴルフ倶楽部となった。禍を転じて福と為す。それが大いに活きた。

「今日は葛城と似た風もありました。ラウンド中にキャディさんと、緩んだら風に流されるからフルショットで攻めていこうと話していました」。ホームコースでの経験を参考に、番手を選び、ときには風に乗せ、ときには風にぶつけて。空のハザードをうまく利用しながらショットをピンに絡め、リーダーボードを上がっていった。

もちろん、チャンスにつけても決まらなければ意味がない。ここでも師匠の教えが奏功した。「ストロークのチェックポイントである、頭を動かさないようにということを意識してやりました」。前日はライン読みが合わなかったが、この日はドンピシャ。作ったチャンスをものにした。

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