昨年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事候補者候補選任選挙に当選し、今季から新理事を務める小田美岐に、そんなイレギュラーだらけの戦いの展望を語ってもらった。今回は昨年大活躍した若手たちの2年目のジンクスについて。
松山&松田のコーチが解説!笹生優花のスイングは、なぜ男子プロみたいなの?【連続写真】
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今年も黄金世代は強いと思いますが、プラチナ世代、その1つ下の世代にもすごくいい選手がいます。やはり、私が今年注目するのは笹生優花さんですね。昨年2週連続優勝を挙げられましたが、やはりモノが違うなという気持ちです。本人も意識していますし、ローリー・マキロイ(北アイルランド)のスイングにそっくりですが、私としてはヤニ・ツェン(台湾)が登場した時の印象です。ヤニのようになっていくのではないでしょうか。日本だけにとどまらない、世界でトップを獲ってほしいなと思える選手ですね。
もう一人は、古江彩佳さん。以前インタビューで「試合をやっていく中で技術がどんどんついてきた」と話していて、本当にすごいなと思いました。できなかったことが試合を経てできるようになるのは、これ以上強いことはありません。練習でいくらできても、試合でできなければ意味がないですから。古江さんの強さはそこにあると思います。