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勝みなみは“砂イチ”4回で上々発進 18年勝利時の20アンダーには「行けるかも」

勝みなみは“砂イチ”4回で上々発進 18年勝利時の20アンダーには「行けるかも」

配信日時:2020年11月19日 18時00分

バンカーからセーブ 勝みなみが上々スタート
バンカーからセーブ 勝みなみが上々スタート (撮影:上山敬太)
<大王製紙エリエールレディス 初日◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

2018年大会覇者の勝みなみが4バーディ・1ボギーの「68」で回り、3アンダー・4位タイ発進を決めた。「もうちょっと行けたと思う」と振り返った初日は、バンカーにつかまるケースが目立ったが、これらをしっかりとセーブしてスコアを崩すことなく終えた。

真っ黄色の渡邉彩香【大会フォト】

3週前の「樋口久子 三菱電機レディス」では5打のリードを持って最終日に入ったが、最後の最後で崩れて勝利を逃した。2週前の「TOTOジャパンクラシック」でも上位をうかがう7位タイからスタートした最終日に「79」を叩き沈んだ。それでも、いまの勝にはビッグスコアの予感満載。4日間大会の今週は、まだまだ伸ばす余地があるといえそうだ。

今季は大幅に飛距離が伸びており、持つ番手が昨年までと違うと話す勝だが、この日は微妙な風の対応などに苦慮し、ガードバンカーにつかまること4回。ところが、これをすべて寄せて決めるなど、バンカーからのショットには自信をのぞかせる。

「今年はバンカーショットがすごくよくて、今日も4つとも砂イチでした。去年から今年にかけてショットが安定していなくてバンカーに入ることが多くて、いろんな打ち方をコースで試せていたのもあります」と、砂から寄せて1回で決める“砂イチ”を連発。自信を深めたショットを武器にリズムを崩すことなく乗り切った。

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