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楽しく攻めることができる古江彩佳 海外メジャーでどうプレーするか楽しみ【辻にぃ見聞】

楽しく攻めることができる古江彩佳 海外メジャーでどうプレーするか楽しみ【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年11月17日 15時00分

「だいたい怖さがあるから、インパクトが緩むんです。経験を積めばなおさらそうなりやすい。それが古江さんはスイングによどみなく振れるから攻めていけるんです」。奥から寄せてパーをセーブしたわけだが、「リカバリー率も1位、パーセーブ率も1位ですし、サンドセーブ率も4位。飛ばないわけでもないのに、フェアウェイキープ率も1位。穴がない」と安定感、一定感はピカイチだ。

■海外でこのゴルフが通用するのか期待

昨年はアマチュア優勝を果たし、最終戦の「JLPGAチャンピオンシップリコーカップ」で2位に入った古江。今年は「狙っていると思います」と辻村氏。いや、「昨年も狙っていたと思います」と訂正する。

今年2月に宮崎合宿で、会場の宮崎カントリークラブを訪れたときのこと。「古江さんがいたんです。もう、そこで練習しているんだな、と思ったのを覚えています。距離はないけどすごく正確性が試されるコース。狭いホールでもプレッシャーがなく打っていける。今年も狙っているでしょう」。いまの勢いとプレースタイルにはまるコースで、確実に優勝候補の一人になるだろう。

最新の世界ランキングでも30位に上がった古江。まずは12月の「全米女子オープン」の出場権が下りてくるのは確実だが、辻村氏も海外でのプレーが楽しみと話す。「爆発力というのはパワーだけではないんです。安定感とショートゲームが上手い人が爆発するんです。いまの古江さんのこのゴルフがどこまで通用するか楽しみですね。このゴルフが通用すれば、いままでの考え方を覆すことになります」。

プラチナ世代を代表する古江の快進撃が海を渡る日も近そうだ。

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