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自己採点もじわじわ上昇 渋野日向子がパッティング復調に手応え「個人的に頑張れたので…12点!」

自己採点もじわじわ上昇 渋野日向子がパッティング復調に手応え「個人的に頑張れたので…12点!」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月13日 17時06分

徐々に自信も回復 渋野日向子“復活”の時は近い?
徐々に自信も回復 渋野日向子“復活”の時は近い? (撮影:米山聡明)
<伊藤園レディス 初日◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

渋野日向子が着実に“復調”へのプロセスを踏んでいる。初日を終え首位と5打差の2アンダー・20位タイ。この日のラウンドでは懸案事項のパットが安定し、明日以降へさらに期待が持てる一日になった。

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スタートホールの1番で、残り126ヤードのセカンドショットがピン奥1メートルにピタリ。その後「下りのスライスライン。1番しびれるやつ(笑)」というこのバーディパットを沈め、流れを作った。「今週はピン奥につける場面が多くなりそうだなと思って(下りのスライスラインを)たくさん練習しました」という準備がハマり、いずれもスライスだった4つのチャンスをバーディに結び付けた。

先週の「TOTOジャパンクラシック」の2日目、最終日はパットに苦しめられた。ラウンド後に自己採点を聞かれた時も、グリーン上のプレーへの不満からそれぞれ「3点」、「5点」と辛口評価をくだしたほどだ。しかしこの日は、後半の11番、14番こそグリーン手前のバンカーから寄せきれずにボギーを叩いたが、それでもグリーン上ではチャンスをしっかりと決めきった。それもあって「個人的にはパットで頑張れたので“12点”ですね」と、徐々にだが自信も“回復”している。

今週に入り、パット改善のため“スタンス”とアドレス時の“ヘッドの位置”を意識してプレーし、練習ラウンドから手応えを感じていたが、それが結果に表れつつある。明日14日の第2ラウンドは21歳のラストラウンドだ。1つの節目を迎える大会を“100点”で締めくくるため、この戻りつつある自信を次はビッグスコアにつなげたい。(文・間宮輝憲)

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