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“山ガール”キム・ハヌルが高尾山効果で単独首位発進 「残り2日間も自信を持ってプレーを」

“山ガール”キム・ハヌルが高尾山効果で単独首位発進 「残り2日間も自信を持ってプレーを」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月13日 16時25分

単独首位発進のキム・ハヌル 3年ぶりのVへ視界良好だ
単独首位発進のキム・ハヌル 3年ぶりのVへ視界良好だ (撮影:米山聡明)
<伊藤園レディス 初日◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

これが国内ツアー4戦目となるキム・ハヌル(韓国)が、7バーディ・ノーボギーで今季自己ベストの「65」をマーク。2位と2打差の7アンダーで初日を終え、単独トップに立った。この好調の要因として、パッティング面の向上と、空き週となった先週のリフレッシュ効果を挙げた。

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面白いようにパットが決まった。10番からスタートすると、11番で奥5メートルを決めてバーディ。その後も14番の5メートル、15番の6メートル、さらに17番で8メートルをねじ込み、前半だけで4アンダーまでスコアを伸ばした。後半も上がり2ホールで連続バーディを奪うなど3つ伸ばす快進撃。「自信を持って頑張ろうと思ってプレーしました」というメンタルが結果につながった。

この自信は、「三菱(電機レディス)でパットがよかったので、ショットさえなんとかなればスコアが出るかな」と話すグリーン上でのプレーが裏付けになっている。今季初戦となった10月の「スタンレーレディス」は予選落ち。来日当初はなかなか試合勘が戻らず「試合でパットのタイミングが早くなっていた。ストロークがしっくりこなかった」という状況に陥っていたが、ここを意識することで思うようなプレーに近づきつつある。

新型コロナの影響で足止めを食らい、“開幕時期”がさらに遅くなったこともあり、国内賞金ランク、世界ランクで出場が決まる先週の「TOTOジャパンクラシック」はお休みに。その1週間は主に英気を養う時間にあてた。「練習もしましたが、メインは山登り。高尾山に登りました」。もともとは苦手だったという登山だったが、マネージャーに勧められたことがきっかけで挑戦。「実際に登ってみたら体にいい感じがして好きになりました」と、今ではすっかりハマっているのだという。それ以外にも友人と過ごす時間などでリフレッシュを図った。

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