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「基本の“き”ができていなかった」 吉田優利が感じたプロならではの難しさ

「基本の“き”ができていなかった」 吉田優利が感じたプロならではの難しさ

配信日時:2020年10月16日 17時34分

基本の“き”を取り戻した吉田優利が好発進
基本の“き”を取り戻した吉田優利が好発進 (撮影:米山聡明)
<富士通レディース 初日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659ヤード・パー72>

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本来の開幕時期だった3月から中止が相次いだ国内女子ツアー。だが8月以降は無観客ながらも試合開催が続き、予定に近い形のスケジュールに戻ってきた。

これは今年6月の吉田優利のドライバースイング【連続写真】

つまり昨年のプロテストに合格したルーキーたちは、単年登録などでツアーに出ていた選手を除けば初めての連戦を経験中。そんななか「日本女子アマ」、「日本ジュニア」の2冠などアマチュア時代に華々しい成績を挙げプロ入りした吉田優利は、慣れない連戦で調子を崩していた。

「アドレスの向きだったり、テークバックの位置だったり…スイングが全体的にずれていました。そもそも出球のイメージも出ていなくて、まっすぐ立つことだったり、基本の“き”ができていませんでした」

アマチュアの頃とは違い、毎週のように試合がやってきて、そのなかで調整していかなければならないのがプロの生活だ。基本的にマットの上からの練習や、ラウンドなど様々なシチュエーションのなかで調整を行い、さらに毎週、今までよりもレベルの高い同組の選手のプレーを見ることもできる。そんな環境のなかでズレが生じていた。

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