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三つ巴のPOで敗れた2人 淺井咲希が悔やんだ最後の一打「想定外でした」

三つ巴のPOで敗れた2人 淺井咲希が悔やんだ最後の一打「想定外でした」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年10月11日 17時59分

プレーオフで敗れた淺井咲希 黄金世代6人目の複数回優勝はならなかった
プレーオフで敗れた淺井咲希 黄金世代6人目の複数回優勝はならなかった (撮影:村上航)
<スタンレーレディス 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6572ヤード・パー72>

台風の影響で第2ラウンドが中止となり、36ホールの短縮競技となった大会は、トータル5アンダーで並んだ3人によるプレーオフを制した稲見萌寧に軍配が上がった。敗れた淺井咲希、ペ・ソンウ(韓国)も最後まで死力を尽くした。

力強い右こぶし 稲見萌寧Vの瞬間【大会フォト】

1アンダーで7人が並んだトップからスタートした淺井は、プレーオフを行った18番パー5で放った3打目を悔やんだ。ピンまで残り123ヤードを残したショットは、「本当はピッチングウェッジで打ちたかったんですけど、カップに届かなくて」と、飛距離140ヤードの9番アイアンでのコントロールショットを選択した。しかし、これが「想定外でした」とピンを大きくオーバー。「難しくてまったくイメージが湧かなかった」というアプローチを残した。

「チップインも狙ったんですけど」という4打目のアプローチも6mと寄せきれず、さらに続くパーパットもプッシュ気味になり外れてしまった。「バーディパットが打てる場所につけたかったですね」。最後の1ショットが勝負のあやとなった。

今季はショット面で納得がいかないなかでのプレーが続く。「状態と結果が比例していない」と苦笑いも浮かべるが、それでもしっかりと優勝争いに絡んだことは評価する。「きょうも気持ちよく回れなかったけど、集中してやると決めて、いい結果も出た。やっていることは間違っていないし、次につながるかな」と、これを自信に変えていきたい。

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