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“3タコ”危機から一転、メジャーへ弾み 原英莉花は「スイングつかみかけている」

“3タコ”危機から一転、メジャーへ弾み 原英莉花は「スイングつかみかけている」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年9月5日 14時56分

<ゴルフ5レディス 2日目◇5日◇GOLF5カントリー みずなみコース(岐阜県)◇6571ヤード・パー72>

2試合連続で予選落ち。「3タコしたくない」と臨んだ今大会でも、原英莉花は初日を終わって78位タイと厳しい順位だったが、2日目にボギーなしの6バーディ、「66」と猛チャージを見せトータル5アンダー。「上出来!(笑)」と予選落ちどころか一転、上位争いに加わってきた。

このゴージャス感は原英莉華にしか出せない!?

ここ最近、ティショットの持ち球をドローからフェードにした原。そのドライバーショットを含めたショットがこの日はさえた。「一度もアプローチしなかった」と18ホール中16ホールでパーオンに成功、前半は伸ばしあぐねたが、後半はパットもさえて5バーディ。上がり3ホールでは連続バーディと最高の締めで日曜日への切符をつかんだ。

フェードでのティショットが板についてきた。「気持ちよく振れていますし、曲がり幅の少ないつかまったフェードが打てるようになってきた。こすり球も逆球もなくなってきた。スイングでつかみかけているものがある」と納得の表情。ただし、今も本音は「まだドローの頭はあります。やっていくうちにドローになっていればいいな(笑)」と完全に未練は立ち切れていないが…。

何はともあれティショットが安定すればゴルフがまとまる。首位とは6打差も、トップ5フィニッシュも見えてきた。それでも大事なのはスコアよりも感覚をつかむこと。「スコアが良かったからといっても意識は変えずに。1打1打どう打っていくかを考えてやっていきたい。それができれば来週に自信を持って臨める」。次戦は今季メジャー初戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」。ギアをもう一段上げて決戦の地へと向かいたい。

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