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軽井沢に続きプロテスト不合格者が上位争い アマ小倉彩愛が首位と3打差で決勝へ

軽井沢に続きプロテスト不合格者が上位争い アマ小倉彩愛が首位と3打差で決勝へ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年8月28日 17時53分

アマチュアの小倉彩愛 ボギーフリーのラウンドで上位戦線へ
アマチュアの小倉彩愛 ボギーフリーのラウンドで上位戦線へ (撮影:村上航)
<ニトリレディス 2日目◇28日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

2週前の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の後藤未有に続き、今週も昨年のプロテスト合格者が優勝争いに加わってきた。予選ラウンドを終えて、アマチュアの小倉彩愛がトータル5アンダー・4位タイと頂点の見える位置で折り返した。

撮れたて! アマ小倉彩愛のドライバースイング【連続写真】

「パッティングがいい。あとはピンを狙うショットも安定している」と難コース・小樽でもナショナルチーム経験で培った安定感を発揮。インコースから出た12番で6mを沈めて早々にバーディを先行させると、ツアー屈指の難ホール16番をはじめしっかりとパーを並べた。折り返してからも2番、4番とスコアを伸ばして「ストレスがなくできた」とピンチらしいピンチも作らずにホールアウト。一気に上位争いに食い込んできた。

小倉は“プラチナ世代”と呼ばれる2000年度生まれの19歳。昨年のプロテストでは、同級生で同じナショナルチームとして切磋琢磨した安田祐香や吉田優利が合格するなか、腰痛に悩まされ不合格に終わった。後藤のように合格ラインの2打差圏内で単年登録することも叶わず、終わった後は「ゴルフを続けるかどうかも分かりません…」とまで話すほどだった。

やめようとまで思ったのはケガが多かったからというのもあった。「ケアとか、予防とか一年やってきたのに、またプロテストのときにケガをして。それで試合に出ることに自分にイライラしていた」。それでも踏みとどまったのは周囲の声があったからだ。

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