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“練習の虫”大西葵の最新クラブセッティング 『SIM MAX』投入で課題だったドライバーの精度が向上

“練習の虫”大西葵の最新クラブセッティング 『SIM MAX』投入で課題だったドライバーの精度が向上

配信日時:2020年7月28日 08時00分

明日地球が亡くなるとしたら、蒙古タンメン中本に行くという大西葵
明日地球が亡くなるとしたら、蒙古タンメン中本に行くという大西葵 (撮影:GettyImages)
千葉県我孫子市出身の大西葵は、この7月で26歳になった。2014年にプロテストに合格。昨年は開幕から4試合連続で予選落ちが続いたが、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で2位タイに入るなど、高額賞金の後半戦で盛り返し、プロ6年目にして初のシード権を獲得した。そんな大西のクラブセッティングを見てみよう。

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昨年のドライビングディスタンスは238.9ヤードで36位。しかし、フェアウェイキープ率は63.96%で61位と安定感を欠いた結果となった。今年はドライバーを『SIM MAX』に変更したことである変化があったという。

テーラーメイドのツアーレップ、鵜野晃行氏は「昨年はドライバーのミート率にバラつきが大きかったんです。それでSIM MAXに変更したところ、『振りやすくなった』とミート率が改善されました。また、振りやすさがヘッドスピードを上げる結果となり、今年の大西プロの飛距離にも注目です」と教えてくれた。

大西は今年の開幕戦の「アース・モンダミンカップ」では、最終日に「67」とスコアを伸ばして10位タイ。ドライバーを替えた効果が早速発揮された。

大西はヘッド選びにもこだわりがある。「クラブヘッドの顔は気にしますね。特にウッド系ではフェース面とクラウン部分の境目のラインは気にしています。そのライン次第でフェースはストレートでも、かぶって見えたりしてしまうので。あとは、構えたときに安心感があるヘッドを選んでいます」と鵜野氏は話す。

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