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調子を確かめるなら直ドラ! 理想はライナーよりも上がる球【渡邉彩香の復活ドリル】

調子を確かめるなら直ドラ! 理想はライナーよりも上がる球【渡邉彩香の復活ドリル】

配信日時:2020年7月28日 06時30分

また、ボールをヨコからシャローにとらえられなければ、“いい球”を打つことは難しい。渡邉はスイングを改造について「私はダウンスイングでコックを解くのが遅くて、引きつけ過ぎていたので、早めにほどくように意識してビジネスゾーンを作った」と話している。つまり、上から叩きつけすぎても、逆にクラブが下から入りすぎても“いい球”は出ない。また、カット軌道のスライスも同様。クラブがボールに適切な入射角で入っていなければ、やはりどこかにブレがあるということである。

そうやって、この練習で自分のミスの傾向を把握していけば、コースに出たときの修正にも役立つだろう。まずは実際に直ドラをやってみて、自分がどういう球が出るのか確かめることが大事だ。

渡邉彩香(わたなべ・あやか)/1993年9月19日生まれ、静岡県熱海市出身。大東建託所属。2012年のプロテストに合格すると、持ち前の飛距離を活かし13年に初シードを獲得。翌14年の「アクサレディス」で初優勝を挙げた。15年も2勝を挙げるなど活躍を見せたが、その後はスランプに。18年にはシード落ちも経験する。苦しい状況が続いたが、20年のアース・モンダミンカップで復活優勝を果たした。

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