アッパーで効率よくぶっ飛ばす! 田中瑞希のドライバーショット【連続写真】
2019年は、賞金ランク80位でシードを獲ることはできなかったが、ドライビングディスタンスは242.99ヤードの24位で、身長151センチと小柄なわりに飛ぶところを見せた。また、昨年はツアー通算7勝の佐伯三貴と練習ラウンドを行い、コースマネジメントなど多くのことを学んだという。そんな田中瑞希のクラブセッティングを見てみよう。
ドライバーは『マーベリックサブゼロ』、フェアウェイウッドは『マーベリック』、アイアンは『X フォージド スター』と最新のモデルを使用している。元々ドローが持ち球だが、今年はストレートからフェードも打てるように、クラブ選びもしているという。キャロウェイのツアーレップ、中島淳氏に詳しく聞いてみた。
「ドライバー関しては小ぶりなものが好きなので『サブゼロ』を使用しています。もちろん『マーベリック』や『マックス』もテストしました。その2つに比べると『サブゼロ』は、つかまり過ぎることがなく、球筋をコントロールできていた。操作性において、今の田中プロがやりたいことにマッチしていると思います」
フェアウェイウッドとアイアンに関しては、ドライバーほどヘッドの形状にはこだわりがないそうで、「新しいクラブは基本的にスッとテストしてくれるので、打ってみて良かったら使ってくれる感覚派」と中島氏はいう。