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大西葵は女子ツアーの“クセもの”? 「練習」がシード入りを支えた自信【初シード選手へクエスチョン!】

大西葵は女子ツアーの“クセもの”? 「練習」がシード入りを支えた自信【初シード選手へクエスチョン!】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年2月5日 12時01分

選手権2位で初のシード入りを切り開いた大西葵 パターの不安を乗り越える大きな一年となった
選手権2位で初のシード入りを切り開いた大西葵 パターの不安を乗り越える大きな一年となった (撮影:鈴木祥)
鈴木愛が2年ぶり2度目の賞金女王の座についた昨年の国内女子ツアー。そこでは今年のツアーを彩る50人の賞金シード選手も決まった。そのうち13人が初シード、平均年齢は26.3歳で過去最年少を記録するなど、ツアーの“新陳代謝”は著しい。そこで初めてシード権を手にした選手たちに、心境を聞いてみた。“素顔”に迫る質問も織り交ぜながら、喜びの声をお届けする。

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2014年にプロテストに合格した大西葵だが、そこからシード獲得までの道のりは決して平坦ではなかった。合格年のファイナルQTで36位に入り翌年のフル参戦権を得たが、そのシーズンは34試合に出場し予選突破が5試合と洗礼を浴びた。その後もQTは通るものの、パッティングのイップスに苦しむなど賞金ランキング50位以内に入れないシーズンが続いた。

だが、QT4位で前半戦出場資格を得て臨んだ19年シーズンは待望の一年となった。前半戦こそ苦しんだが、リランキング前最後の試合となる「アース・モンダミンカップ」で15位タイに入り、中盤戦以降の出場権を滑り込むで獲得すると、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で2位タイに入り1580万円を加算。この“一発回答”で、自身初となる賞金シードを手にした。そんな大西にシード選手となった心境など8つの質問をしてみた。 以下、一問一答。

――まずシードを決めたときの感想を聞かせてください
「やっと、という感じでしたが、一試合での賞金が大きかったので、獲れたうれしさよりも『まぐれだ』と言われないように気を引き締めました。安心感はあまりなかったですね。まだ試合もありましたし」

――ではプレー面で自身の“強み”はどこだと考えていますか?
「練習を怠らないところですね。練習していないと不安なので。それが自信につながっている部分はあります。『これだけやってきたから大丈夫』って」

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