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稲見萌寧はギャップ萌え!? 岡山絵里の切れ味はまさに職人【翔太のスタッツ大予想】

稲見萌寧はギャップ萌え!? 岡山絵里の切れ味はまさに職人【翔太のスタッツ大予想】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年2月4日 12時13分

わざと上から入れて、スピンをかける。アゲンストだったら、わざとスピンが少ないボールを打つ、フォローだったらスピンを多く入れる、とか。まさに職人です。まるでお寿司屋さんが魚に対して包丁の入れ方を気にするかのようです。それで味が変わる、といったところでしょうか。彼女はヘッドの入れ方でボールの質が変わるタイプだと思うんです。

スイングで変えているわけではないんです。自分の球筋をイメージすることで、そのイメージに基づいて体が動いてその通りの球が出ている。岡山さんは女子プロのなかでもトップクラスにハードなトレーニングをしています。そのなかで体力だけでなく、自分のイメージ通りに体を動かせる力があると思うんですよね。そのぶん、飛距離も出るから持つ番手も短くなる、そうするとパーオン率が上がる。パーオン率はあくまで『グリーンに乗る確率』であって、ピンに寄せる距離のスタッツがあったら岡山さんはさらに上位に行く可能性は高いです。

もう1人、『ピンに寄せる距離』でトップクラスなのが申ジエ(韓国)さん。ただし、ジエさんはミニョンさんや岡山さんほど飛距離が出ないのと、本来外してはいけないところに外してしまっても寄せられるアプローチの技術があるからピンをデッドに攻めた結果、この数字だと思います。コンスタントに240〜250ヤードにきていたら手をつけられないです。ぶっちぎりでしょうね。

もう、会話からレベルが違うんです。以前、「伊藤園レディス」で一緒に回らせていただいたときのことです。左に池がある17番のパー3。ピンが左奥に切ってあって、風は右から。ちょっとでも左に出たら絶対に池ポチャなんですよ。でも、「左からフェード打ちます」って左からピューっ、ピタっ(笑)。なにかボールに細工でもしているんじゃないかって考えてしまうくらい正確でした。

それ以外にも、100ヤード以内からベタピンにつけたのに首をかしげていたので、終わった後に、『失礼ですけど最後のアプローチ、どういう気持ちで打ったんですか?』って聞いたら、「いや、入ったと思ったんですよ」と。「私は100ヤード以内は狙っています」とはっきりおっしゃいました。あ、もう見ている世界が違うなと感じましたよ。

【2019年パーオン率】
1位:稲見萌寧 78.2079%
2位:イ・ミニョン 76.1504%
3位:岡山絵里 75.7767%
4位:高橋彩華 74.6032%
5位:穴井詩 74.577%
6位:松田鈴英 74.4553%
7位:ペ・ソンウ 74.1497%
8位:ペ・ヒギョン 73.9781%
9位:申ジエ 73.6434%
10位:原英莉花 73.2926%

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