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2020年東京五輪後こそ正念場【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

2020年東京五輪後こそ正念場【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年12月31日 14時41分

華やかな女子ツアー 来年はどうなる!?
華やかな女子ツアー 来年はどうなる!? (撮影:佐々木啓)
日本の女子ツアーが大いに盛り上がった2019年が暮れようとしている。引き金となったのが渋野日向子の全英女子オープン優勝なのは言うまでもない。その後、若手プレーヤーの活躍、最後まで激戦が繰り広げられた賞金女王争いなど話題には事欠かない年だった。

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2020年は、スーパースターとなった渋野が、どこまで力を見せられるか気になるところだが、米ツアー参戦を見据えた21歳の渋野の成長をゆっくりと見守りたいところだ。自他ともに期待が集まる2年目だからこそ、焦るよりもマイペースを身につけてほしい。

さらに、猛暑の中で行われる東京五輪にしっかりとした意味を持たせなくてはならない。五輪までは、誰が日本代表となるかが目玉となるだろう。現状では畑岡奈紗は出場濃厚、渋野と鈴木愛の2人も圏内。6月末の女子世界ランキング15位以内に入ることができれば最大4人までが出場できる。特にポイントが多く稼げるメジャーで上位に入っての出場を目論んでいるのが渋野と鈴木。QTから米ツアーに出場する河本結なども、そのチャンスをうかがっている。

しかし、五輪では、日本勢がメダルを取ること以上に大切なことがある。これまでゴルフの試合を見たことがない人たちに、どれだけ興味を持ってもらえるか、ということだ。そもそも、世界のゴルフ関係者が一つになりIGF(International Golf Federation)という団体を作り、IOC(International Olympic Committee)に働きかけて五輪競技に復活させたのはそのためだ。出場選手がメダル獲得という結果を求めるのは当然だが、それ以外の関係者はそちらだけ向いていればいいというものではない。当初の目的を見失うことなく、プレーするスポーツとしてのゴルフ、見るスポーツとしてのゴルフ普及のためのツールとして、五輪をどこまで使えるかをしっかりと考える必要がある。JGA(日本ゴルフ協会)を筆頭に各ツアーを束ねるLPGA、JGTO、PGAももちろんその責任を担っている。

『シブコがメダル獲得!』で一時的に盛り上がるのではなく、それでゴルフに興味を持った人々をどう拾い上げ、息の長いファン、プレーヤーになってもらうか。まさに五輪のレガシー。これを残さなければ、ゴルフを五輪競技に復活させた意味は半減してしまう。

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