実は松田は、新元号が令和になることが発表された際、「(自分の)名前を呼ばれているのかと思って驚きました。似ているし、すごく親近感が湧きますね。私の時代ですね(笑)」と明るく話していた。結果的に“いいきっかけ”になる一年を過ごし、今はこう思っている。「令和になって『私の時代が来た』と思ったんですけど…来年です! 節目というのもあると思うので、来年1月1日から私の令和が始まります(笑)」。こんな“天真爛漫”さも、大きな魅力だ。
「悪いものが全部出きったと思うので来年はいけると思います」と意気込む21歳に、今年を象徴する漢字1文字を聞いてみた。すると返ってきた答えは「成長の“成”ですね」。その心は「いろいろ成長できましたから」。“令(れい)”で盛り上がった年に訪れた“成(せい)”の時期を経て、来年こそ“鈴英(れい)”の2文字を優勝者として刻む。
