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佐伯三貴が“ツアー活動休止”を表明 「万全の体調で試合に臨む事が難しい」

佐伯三貴が“ツアー活動休止”を表明 「万全の体調で試合に臨む事が難しい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年11月18日 15時00分

ツアー活動休止を発表した佐伯三貴
ツアー活動休止を発表した佐伯三貴 (撮影:岩本芳弘)
ツアー通算7勝の佐伯三貴が18日(月)、自身のブログで今週の「大王製紙エリエールレディス」を最後にツアーの一線から退くことを発表。この中でファンや関係者らへの感謝の言葉とともに、「二度の怪我と手術を経験し、近年では万全の体調で試合に臨む事が難しくなり、今回の決断に至りました」とツアー撤退の理由を明かした。

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デビュー1年目の2007年「フジサンケイレディス」で初優勝を挙げた佐伯は、その後も10、11年に1勝ずつ、12、13年に2勝ずつを挙げるなどツアーの中核選手として活躍。12年には9197万2093円を稼ぎ賞金ランキング5位になるなど、長年シード選手の肩書でプレーを続けた。しかし15年5月に右手首のケガを発症。手術、リハビリのため長期の戦線離脱を余儀なくされた。

それでも懸命の治療もあり、翌16年のフジサンケイレディスでツアー復帰。17年は賞金ランキング53位でシードを落としたものの、昨年45位となりシード選手に返り咲いていた。しかし先週までで23試合に出場した今季は同69位と苦しいシーズンを送っており、来季のシード確保が困難な状況に。そのなかでくだした今回の決断だった。

「2007年のデビューから13年の長きに渡りツアーでプレーを続けて来られたことは、私の誇りです」と記した佐伯は、今後のビジョンについても明記。「ゴルフ界の発展のためのお手伝いが出来たらと思っております。私のルーツである東北福祉大学ゴルフ部の後輩の育成に携わって行くと共に、自分のペースでまた皆様にお目にかかれるよう精進致しますので、これからも引き継ぎ応援して頂けると幸いです」と、後進の育成に取り組んでいく。

今週の会場となる愛媛で佐伯自身の口から直接“ツアー活動休止”への経緯などについて語られることになりそうだ。先週の「伊藤園レディス」ではツアー3勝の大江香織がツアー撤退を表明。またきょう18日には一ノ瀬優希がツアーから身を引くことも明らかになったばかり。それに加えて、佐伯の活動休止表明。長年ツアーを支えた名手たちが、クラブを置くことになった。

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