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“渋野不在”…でも前年比+4000人超の大ギャラリー! 女子ツアーの動員数、実際どれくらい増えてる?【記者の目】

“渋野不在”…でも前年比+4000人超の大ギャラリー! 女子ツアーの動員数、実際どれくらい増えてる?【記者の目】

配信日時:2019年11月5日 12時23分

女子ツアーは元気! 多くのギャラリーが武蔵丘に集まった
女子ツアーは元気! 多くのギャラリーが武蔵丘に集まった (撮影:米山聡明)
先週行われた国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」。鈴木愛、申ジエ(韓国)、小祝さくらが繰り広げた終盤の攻防戦に、コースには大きな歓声や拍手がこだました。

最終日最終組はこの長蛇の列【大会フォトギャラリー】

大会期間中は早朝のスタート時間から、1番ティに設置されていたスタンドは大入りの様相。クラブハウス前や、コースの狭い道などを歩く時には人の“渋滞”で足を止めなくてはならないことも多く、「たくさん人が入っているなー」という印象は強かった。

実際、主催者発表の今大会動員数を見てみると、初日から大会歴代最多となる4577人を集客。2日目は7807人で、これは昨年比+3765人と倍近い数字となった。最終日は昨年よりも87人少ない6704人だったが、3日間の合計数は1万9088人。武蔵丘GCで開催された12回の大会だけをみると、宮里藍らが出場した2006年に記録した過去最高の2万702人などには及ばなかったが、それでも歴代4位の数字がはじき出された。15年に再び武蔵丘開催となって以降に限れば、最高の動員数だ。

現在の女子ツアーには、渋野日向子の「全英AIG女子オープン」優勝で強い追い風が吹いている。渋野の組には、いつも多くの人が列をなし、大歓声に包まれながらのプレーは今も続く。会場にいると、その“フィーバー”ぶりは肌で感じる。

だが先週は、その渋野が台湾で行われていた米女子ツアー参戦のため不在。とはいえ、コースはその影響を感じさせないほど活況を呈していた。たくさんの人が行き交う光景を見ていたこともあり、観客動員の数字もみて妙に納得した。そして“女子ツアー人気”の高まりは、今季のギャラリー数をみてもうかがえる。

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