ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内女子ゴルフ JLPGAツアー

ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

渋野日向子フィーバーだからこそ、観戦マナーも啓蒙を!【記者の目】

渋野日向子フィーバーだからこそ、観戦マナーも啓蒙を!【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月2日 17時02分

その後、大会が進むにつれて渋野だけでなく、多くの選手への声援も増えていき、優勝スピーチでは「たくさんの方が、“愛ちゃん頑張って”と声をかけてくださった。声援が力になりました」とギャラリーに感謝を述べた。

初日は渋野以外への声援が少なかった。それは筆者も見ていて感じたことだ。同組の鈴木、比嘉真美子がいいショットを打っても、長いパットを入れても、ゼロではないが拍手は多くない。遠くから見ていたら、お先のバーディを決めたにもかかわらず、歓声が少なかったため、「あれ?パーかな?1打見落としたかな?」と思ったほどだ。

だが、それも観戦に慣れていない人たちだと考えたら、仕方がないことといえる。「いいショットを打ったら誰でも拍手する」ということを知らないし、もっといえば、静かにしていろといわれていたから黙っていたのかもしれない。

プレーの妨げになるようなことに関しては、当然多くの注意喚起がされている。組に付いているボランティアに加えて、多くのギャラリーが予想される組にはギャラリー整理のアルバイトが増員されて、プレー中の携帯電話での会話などを注意している。ティイングエリアでもスタートのたびに、マナーについてアナウンスしている。また、組み合わせやコース図が書かれたギャラリー用のシートには観戦にあたっての注意事項も載っている。

迷惑行為でなければ、いいプレーをしたら拍手をしてもいいし、バーディを獲れば「ナイスバーディ!」と声をかけてもいい。打ってから次の地点に歩いているあいだには、声援を送ったっていい。そういった記述やアナウンスは少ない。もちろん、そういったことは強制することではないし、やりたくなければやる必要がないこと。でも、もしやりたいとしても「やり方が分からない」、声援を送りたくても「送り方が分からない」というギャラリーがいたら、それはもったいないことだ。

「頑張ってください!」と声をかけて、選手がニコッと笑顔を返してくれればうれしいもの。それが「あの子をこれから応援しよう」というきっかけになるかもしれない。もっといえば「また試合を観に行こう」となるかもしれない。

関連記事

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト