ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「手が震えて…情けねーな」渋野日向子、勝利を逃した最後の3パット

「手が震えて…情けねーな」渋野日向子、勝利を逃した最後の3パット

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年8月18日 15時38分

入念に読んだ18番のバーディパットだったが…
入念に読んだ18番のバーディパットだったが… (撮影:佐々木啓)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇18日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6705ヤード・パー72>

海外メジャー覇者の勝利の瞬間を見るために、多くのファンが何重にもなって18番グリーンを囲んでいた。トータル14アンダー・首位タイでグリーンに上がってきた渋野日向子。クラブハウスリーダーとして、先にホールアウトした穴井詩とイ・ミニョン(韓国)が待っている。

パーパットを外してこの表情…

フェアウェイから打った2打目は、ピン左奥の5mについた。バーディパットを沈めれば優勝、パーならプレーオフ。下りのフックラインを、「ショートさえるよりオーバーさせたかった」。持ち味の強気のバーディパットは、ピンの横を逸れて2mオーバー。返しも入らず、思わずぎゅっとパターを握りしめる。最終ホールで3パットボギー、トータル13アンダーで優勝を逃した。

全英AIG女子オープン」では、18番グリーンに上がった時点で、2組前でホールアウトしたリゼット・サラス(米国)がトータル17アンダーで渋野と並んで首位タイ。最終組の渋野がバーディを奪えば優勝という状況で、4.5mを沈めて勝利を手に入れた。そんな舞台を踏んだ渋野も、「最後のパットはむちゃくちゃ緊張しました」。プレッシャーは無かったと語るが、注目と期待の渦の中での勝敗を分ける1打に重圧もあったのかもしれない。「打った瞬間、手が動かなくて入らんと思った。あんだけオーバーさせるってしたことない。めっちゃ手震えているし、情けねーな」と、厳しい言葉が口をつく。

「自滅してしまった。ギャラリーの皆さんはよく頑張ったと言ってくれるけど、心残りはめっちゃある。今は、悔しさのほうが上で食欲ない」。海外メジャー制覇から怒濤の3週間が終了。来週はオープンウィークとするため、ようやく一息つくことができそうだが、苦い思いが残る1戦となった。(文・谷口愛純)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト