大勢のファンがシブコの凱旋帰国を見に集まった!【写真】
集まった報道陣の拍手が鳴り響く会場に、優勝トロフィーを片手に入場した渋野。冒頭には、「このたび、全英AIG女子オープンで42年ぶりに日本人メジャー優勝を達成することができました。緊張していて何をしゃべっていいか分からないですけど、うれしいです」と、少しはにかんだ笑顔で挨拶した。
その後に行われた質疑応答では、やはり笑顔に関する質問が多く投げられた。海外メディアに名づけられた“スマイルシンデレラ”という愛称については、「シンデレラはいいすぎ(笑)」と笑ったが、「それで知ってもらえて、ラウンド中もギャラリーの方からたくさん声援をいただけた。名づけてもらえてうれしかった。でも、いいすぎですよね(笑)」と、少しくすぐったい気分といった様子だった。
それでも、1週間以上におよぶ英国滞在で、「笑顔は世界共通なんだな」ということを強く実感。「言葉が通じなくてもコミュニケーションがとれるということを、すごく感じた」と、代名詞が大きな武器になったことも明かした。「笑顔を意識したことで、世界中の多くの人に知ってもらうことができました。『ゴルフを笑顔にしてくれてありがとう』と言ったというギャラリーの人の話をあとで教えてもらって、笑顔ってすごいなと思いました」。その効能を、一番感じたのは渋野自身だった。
また、笑顔で回る理由について、こんな意見も。「プロゴルファーはギャラリーの方々にプレーを見てもらっている。その人たちに楽しんでもらうには、自分が心の底から楽しまないといけないので心がけています」。さらに、「ジュニアのお手本になりたい」という思いの実現に向けても、今後も変わらずスマイルでプレーを続けていく。
