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1年前はプロテスト 対照的なルーキー2人・原英莉花と稲見萌寧が最終組で激突!

1年前はプロテスト 対照的なルーキー2人・原英莉花と稲見萌寧が最終組で激突!

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2019年7月27日 19時03分

稲見萌寧(左)と原英莉花 同期2人が最終組で火花を散らす
稲見萌寧(左)と原英莉花 同期2人が最終組で火花を散らす (撮影:米山聡明)
<センチュリー21レディス 2日目◇27日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6470ヤード・パー72>

1年前の7月27日はプロテスト最終日。そこでともにプレーした2人が優勝争いを演じることとなった。「センチュリー21レディス」2日目を終えて、トータル7アンダーの稲見萌寧が単独首位、トータル5アンダーの原英莉花が単独2位。ツアールーキー2人が最終日最終組でしのぎを削る。

プクーっとほほを膨らませる原英莉花【写真】

1打差の2位タイから出た稲見は、出だしの1番で「打つ瞬間に風が止んで……」と不運に見舞われてボギー発進。それでも「アンラッキーだと思って切り替えられた」と3番と4番で連続バーディを奪いすぐさま取り戻す。その後も一つひとつバーディを重ねて、終わってみれば「69」。3つ伸ばして堂々リーダーボードの頂点に立った。

一方、単独首位から出た原は出だしの1番から連続バーディを奪ったものの、7番、8番と連続ボギー。さらに9番ではティショットを左に曲げて林へ。出すだけの2打目が木に当たるなど4オン2パットでダブルボギー。後半で2つ取り返して、なんとかパープレーで戻ってきた。

この日の成績が対照的なら、プレースタイルも対照的。原が7番から崩れたときの心境を聞かれた稲見は「特に何も考えていません。自分のプレーをどれだけできるかだと思っています。相手がどうこうというのは考えていない」とサラリ。一方の原はあすへの意気込みを聞かれた際、「追いかける立場なので、相手にスキを見せてはダメ」とライバルを意識した発言。自分のゴルフに徹する稲見と相手に勝つためのプレーをする原。見事なコントラストとなっている。

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