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静かな気持ちで臨む“正念場” 再びドライバーを携え、渡邉彩香が「試練」に挑む

静かな気持ちで臨む“正念場” 再びドライバーを携え、渡邉彩香が「試練」に挑む

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年6月26日 20時37分

今季の苦悩の一端が見えたのが、先々週の「宮里藍 サントリーレディス」。ツアー屈指の飛ばし屋は、この大会の2日目から「大好きなクラブ」と話すドライバーを抜いてラウンドを行った。先週の「ニチレイレディス」もドライバーはバッグに入れず、距離が欲しい場面でもスプーン片手にティイングエリアに立った。しかし、今週から再びドライバーを携えコースに出る。

その理由については「この2週間は、距離もそんなになかったし、ラフも短いから多少長いクラブでもよかった。今週はフェアウェイが狭いし、ラフに入るときついところもあるので、長い番手だと不利になる」という点を挙げたが、同時にスプーンでのティショットから得た手ごたえも口にする。

「この2週でティショットへの自信もついたし、試合中にスプーンでもいいと思えるようになった。これまではドライバーが曲がると、スプーンも曲がるのではと考えてしまい、無理やりドライバーを打つこともあった。でも、これからは臨機応変でスプーンも使える」

ドライバー抜きで戦った2試合が、“ケガの功名”になる可能性も感じている。現在の苦難を乗り越えるための重要な要素については、「やっぱり気持ちですかね」と答えた渡邉。「ショット一つひとつは、少しずつ納得できる状態になっている。でも試合になるといろいろな気持ちが芽生えます。そのなかで、いかに平常心で、気持ちに左右されずにやり続けることができるか。それが課題ですね」。どんな感情にも影響されず、自分のゴルフを貫くため、ツアー通算3勝を誇る25歳は静かにティオフに向かっていく。(文・間宮輝憲)

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